安倍首相が10月22日投票で衆議院の解散総選挙を実施する方針を固めたことから、日経平均やTOPIXは今年の最高値を更新した。
バブル崩壊の1990年以降を見ると9回の解散総選挙の内、8回は投票日までの1ヵ月間株価は上昇していた。
特に注目すべきは2005年の小泉首相による郵政改革総選挙で、この時は自民党が圧勝した後、年末にかけて外国人投資家の買いに火がつき、日経平均は大きく値上がりしていった。
今回もとりあえず投票日までは株高傾向が期待できると見て、まずはトレンドに素直に乗っていく事を考えよう。
■日経平均 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。