今週は日経平均とTOPIXがアベノミクス相場の最高値を更新して、21年ぶりの高値まで上昇してきた。
TOPIXは1710ポイント台まで来たが、この20年間ほどを見ると96年の高値が1725、2000年が1757、2006年が1783、2007年が1823、そして2015年が1702となっており、1700ポイント台が非常に大きな上値の壁になっていることが分かる。
いよいよそのゾーンに入ってきたところであり、現状では株高トレンドに素直に乗っていくべきであるものの、その一方でこの1700ポイント台の上値の壁は意識していく必要もあるだろう。
果たしてザラバベースで2007年の高値も抜いて新境地に突入していくのかどうか、年末に向けての注目ポイントと言える。
■TOPIX 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。