以前早見のセミナーでも何度か取り上げた全固体電池に関心が高まってきている。現在EV(電気自動車)のバッテリーにはリチウムイオン電池が使われているが、EV用のみならず、次世代の電池としてにわかにクローズアップされてきているのが全固体電池だ。
リチウムイオン電池は正極と負極の間の電解質が可燃性の液体だが、全固体電池では電解質が固体なので、液漏れが無く燃えにくくなり安全性が高いだけでなく、形状の変化もやりやすいということで将来性に期待が高まっている。
株式市場でもTDK(6762)、オハラ(5218)、FDK(6955)など関連銘柄があるが、2018年相場に向けて株価的に更に妙味が高まっていくのではないかと考えている。
早見は一貫して東証一部のオハラ(5218)に注目し、追いかけてきた。9月から10月にかけて上値の壁を作っていた2300円台を突破し、上放れ相場になってきた。
■オハラ(5218) 週足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。