週刊レポートで買い推奨した明治HD(2269)が好調な値上がりを見せて新高値になっている。
同社は化学及血清療法研究所(化血研)の医薬品事業を譲り受け、連結子会社にすると発表した。明治HDは新会社の議決権の49%を保有し、代表取締役を指名する。成長が見込める化血研のワクチン事業を取り込み、新たな収益の柱に育てる考えだ。
明治HDは菓子など食品のイメージが強いが、実は製薬会社としても有力企業であり、特に抗生物質に強い。化血研のワクチン事業を取得することにより、予防から治療まで一貫して手掛けることになる。
製薬会社としての側面がますます評価されていく可能性があり、引き続き株価の上昇基調が期待される。月足のMACDはゴールデンクロスが近づいてきている。
現状では十分に利が乗っているが、そのまま持続で対処することをお勧めする。
■明治HD(2269) 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。