三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが連携して、QRコードをスマホで読み取り、決済を行なうサービスに参入する方向で検討していることが明らかになった。
利用者が専用アプリを入れたスマホをかざして店舗が発行したQRコードを読み取り、口座からの引き落としなどを行なう仕組みだが、各銀行が規格統一やシステム開発で協力する方向になってきた。これによりコスト削減など各行に様々なメリットが出てくる。
QRコードは電子マネー決済の読み取りに比べ導入費用が格段に安いので、中国でも電子商取引大手のアリババのアリペイの利用が急速に拡大している。
2020年の東京オリンピックに向けて訪日外国人客の利便性向上にも必要であり、現金信仰が強い日本でもキャッシュレス社会に向けて大きく動くきっかけになる可能性がある。
株式市場でも早くも関連銘柄が色々と動き出している。
■メディアシーク(4824) 月足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。