日経平均は1月の最高値2万4129円から3月の安値2万347円まで下げたが、今月に入ってからこの下げ幅の約59%を戻した。TOPIXは52%の戻りとなっている。
一方、規模別指数を見ると大型株指数は1月の最高値から3月の安値までの下げ幅に対して47%の戻り率、中型株指数が59%の戻り率になっている。
これに対して小型株指数は65%の戻り率になっており、小型株の戻りが一番強い。東証小型株指数は今週週足MACDがゴールデンクロスしたほか、13週線も上向きに転じてきた。
この規模別指数の戻り率の違いでも分かるように、まずは先頭を切って強さを見せているものに積極的に目を向けるべきであり、新興市場も含めて小型株をまず第一に投資対象としてマークしていくべきだと思う。
■東証小型株指数 週足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。