三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行はQRコードの規格を統一し、名称「BankPay(バンクペイ)」で2019年度の実用化を目指すことになった。
株式市場でもQRコード決済は関連銘柄が注目度を高めていたが、QRコード決済は店頭でスマートフォンをかざし、支払額が銀行口座から引き落とされる仕組みで、メガバンクが規格を統一することで現金を使わないキャッシュレス化が加速すると見られる。
BankPayが普及すると、預金者は買い物や飲食などで現金やクレジットカードなどが不要となり、店舗側も人員削減など効率化に繋がる。これは前代未聞の重老齢化社会に突入していくにあたり避けて通れないという事で、経済産業省もキャッシュレス決済の比率を2015年の20%から40%まで高める目標を掲げており、国策になっている。
既に銀行はATMや店舗の削減を行なう方向に踏み切っており、キャッシュレス決済の普及はもはや大きな時代の流れになってきている。
■メタップス(6172) 週足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。