日経新聞が報じたところによると、日本で初めての遺伝子治療薬の登場が近付いてきた。東証マザーズ上場のアンジェス(4563)が開発してきたHGF遺伝子治療薬「コラテジェン」が早ければ年内に承認される見込みになってきた。
この新薬は足の血管が詰まって起きる「重症虚血肢」が適用対象で、今年1月に承認申請がなされていた。対象患者数は国内で1~2万人とされる。
国内では初の遺伝子治療薬の登場がいよいよ近付いてきたということで、アンジェスの株価は8月14日に急上昇を見せたが、週足チャートを見ると昨年7月の最高値884円から下げ続けていた。しかし6月の安値334円と今月の安値325円でダブル底の形になってきており、今週の週足は安値での陽線つつみ足になっている。週足MACDもゴールデンクロスが接近してきた。
この会社は企業の継続前提に疑義・注記がなされているので、推奨銘柄として取り上げる事は出来ない。各自の投資の参考としてご紹介するに留めておく。
■アンジェス(4563) 週足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。