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どうなる、大阪万博2018.11.16

いよいよ11月23日に2025年万博開催地が正式に決定する。今回は大阪とロシア、アゼルバイジャンの3つの都市で争ってきた。もちろん大阪での開催が決まり、さらにカジノを含む統合型リゾートの立地も大阪で決まって欲しいという願いの元にかねてから思惑が底流にあった。

まずは大阪万博が決まるのではないかということで、株式市場でも直近で東証二部の杉村倉庫(9307)の株価が再び上がり始め、週足の一目均衡表で基準線を突破してきた。

ただ、10月23日付の日経新聞によると、9月上旬に大阪府の松井知事が政府の最新の票読み分析を知らされ、日本を支持する国は半数に届いていないということが分かり、ショックを受けたことが報じられていた。それを受けてさらに一段と誘致のロビー活動に力を入れていると思われるが、特にオイルマネーを背景にしているアゼルバイジャンは宗教的な繋がりの深い中東やアフリカ諸国等で票の獲得攻勢をかけているということで、最後まで予断を許さない状況と見られる。

11月23日に果たして大阪で決まるのか、それとも落選するか、万博関連株に期待を持っている向きはあくまでも賭けであることを承知して取り組む必要がある。

■杉村倉庫(9307) 週足 ※推奨銘柄ではありません。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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