国土強靭化の流れ2018.12.07

11月30日に国土交通省が国内のインフラを維持するために必要な補修費の長期的な推計を明らかにした。

それによるとインフラ維持に必要な経費は2019年から2048年度までの30年間の合計で約194兆円と推計されている。橋やトンネル、道路、ダムなど国や自治体が管理するインフラ施設が対象だが、これはあくまでも老朽化する前に予防のために補修する経費であり、老朽化した後、不具合に対する補修も含めると約284兆円にも拡大する。

11月27日に行われた政府の重要インフラの緊急点検に関する関係閣僚会議でも、安倍首相から国土強靭化のための3ヵ年緊急対策を年内に取りまとめると打ち出された。

インフラの老朽化は様々なところで既に表面化して問題になっており、早見も前号の週刊レポートで、道路補修が主力事業である東証一部のショーボンドHD(1414)を推奨銘柄として取り上げておいた。この株に限らずインフラ補修関連の銘柄は中長期的に研究しておく必要があると思う。

■ショーボンドHD(1414) 週足

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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