3月18日付の日経新聞朝刊で、究極の蓄電池と言われる空気電池の実用化前倒しという記事が大きく掲載された。
あらゆるものがインターネットで繋がるIoT時代を迎えるにあたり、軽くて大容量の空気電池が大いに期待されている。その特性を生かして空飛ぶ自動車やロボット、ドローンなど幅広い用途が待ちうけている。
空気電池は空気中の無尽蔵の酸素を取り込んで化学反応することで発電するもので、電気を蓄える量は現在電気自動車などに使われているリチウムイオン電池の5~10倍とされている。
東証二部のFDK(6955)はこの空気電池の3年後の実用化に目途を付けたことが日経新聞で報じられた。
リチウムイオン電池では田中化学研究所(4080)などが大相場になり、全固体電池ではオハラ(5218)が大相場になったが、今度は空気電池でFDKがどうなるか。今後の成り行きを見守っていきたい。
■FDK(6955) 月足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。