ドル円の月足チャートを見ると、2016年6月の底値99円台と昨年3月の安値104円台、そして今年1月の安値107円台を結んだ大きな右上がりの下値サポートラインが作られていた。
今週107円85銭まで円高が進んだことにより、この大きなサポートラインを下に突き破ってしまった。月足チャートでは典型的な三角もち合い下放れの形になっており、方向性としては更なる円高が予想される。
その中で反発局面も当然見込めるわけで、株式市場も大きく下げた株で下がらなくなっている銘柄も出てきている。為替相場の大きな方向性は踏まえたうえで、個別株に取り組むべきだと考える。
■ドル円 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。