世界的な金利の低下傾向が続き、ついにアメリカでは2年債と10年債の利回りが逆転する逆イールド現象も12年ぶりに起きてしまった。このため、利回り面から優位性が高まっているREITに対する買い人気が終わらない。早見も8月17日のサンワード貿易主催のセミナーで、改めてREITを買い推奨した。
東証REIT指数の月足チャートを見ると、今月は2087ポイント台まで上昇し、2007年8月以来12年ぶりの高値になっている。
その2007年5月に記録した2612ポイントの大天井に向けて、さらに値上がりしていくか大いに注目されるが、2007年相場はその大天井に向けて急上昇傾向に弾みがついた、いわばバブル相場の形になっていた。今回もその時以来の状況になりつつあるかに見える。
■東証REIT指数 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。