建設株指数は2017年11月の1504ポイントが大天井で、その後今年8月の安値987まで値下がり局面が続いていた。
しかし9月から上昇に転じ、月足チャートでは12ヵ月線を突破し、月足のMACDも上向きに転じた。これは2017年の大天井以降で初めてであり、建設株全体の強い変化を示唆している。
週足チャートでも一目均衡表で遅行線と週末線がゴールデンクロスしてきたが、週足の基準線も上向きに転じており、これも2017年の天井打ち以降で初めてとなっている。
国土強靭化など新たな切り口が加わり、建設株全体に見直しムードが高まっていくのではないかと思われる。大手ゼネコンから小型株に至るまで幅広く目配せをしていこう。
■建設株指数 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。