今年1-3月の第1四半期が終わったが、NYダウは昨年12月末の終値2万8538ドルから3月末の終値2万1917ドルまで下落率は23.2%となった。これは1987年以降で最大の下落率だ。
早見は3月14日の東京セミナーで「ブラックマンデーを振り返ろう」ということで当時の株価の状況を詳しく解説した。今起きているのはブラックマンデー以来33年ぶりのことだ。
当時は日本の株価がバブル相場の真っただ中で破滅的な暴落が起きたが、その突っ込みが絶好の買い場になり、そこからバブル相場の後半戦がスタートして1989年の大天井までさらに値上りしていった。果たして今回は米国株があの時の日本株と同じ道を再現するのか大いに今後の成り行きが注目される。
※チャート NYダウ(月足)
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。