トップページ > 株式投資コラム > 臨時コラム > ナスダック指数が3分の2戻り突破

ナスダック指数が3分の2戻り突破2020.05.08

 新型コロナウイルスで大きく暴落した米国の株価だが、このところ日本株よりも先に早い立ち直りを見せてきていた。NYダウがすでに2月の過去最高値からの下げ幅の半値戻りを達成していた。特に戻りが早いのがナスダック指数で、2月の過去最高値からの下げ幅の3分の2戻りをも突破してきた。株式市場には「半値戻りは全値戻り」という有名な相場格言があるが、半値どころか3分の2も戻したということで立ち直りの強さがうかがえる。

 米国株はナスダック指数と半導体株指数の戻りが特に早いが、その背景にあるのは中国をはじめとして次世代高速通信規格である5Gの普及を進める動きが止まらないことが第一のポイントだ。5Gの関連では今まで以上に高性能かつ大量の半導体製品が使用される。また日本だけでなく世界中で在宅ワークが増えているのでパソコンの需要が急増していることも大きな理由だ。こうしたことからNYダウよりもナスダック指数や半導体株指数の戻りが大きくなっている。

 早見も当レポートで安川電機、ホロンなど半導体や5G関連株に特に注目して推奨銘柄をピックアップしてヒットになっているが、引き続き半導体や5Gに関連した銘柄は積極的に追いかけていきたい。

※ナスダック指数 週足

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

レポート会員レポート会員

全体的な相場観から、個別銘柄の推奨、アフターフォロー、テクニカル的な変化を見せた銘柄の分析、株式市場に影響する多岐に渡るニュースを早見独自の視点で解説します。
週に一回発行するレポートをお届けいたします。

☓ バナーを閉じる

有料情報「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」 お電話または、インターネットで早見独自の株式投資情報が手に入る有料サービス

電話有料情報(情報料300円)インターネット有料情報(情報料300円)はこちら