この株はかつての新日鉄だが、株価は2007年の大天井9,640円から長期下げ波動で、ついに4月に798円台まで下げてしまった。
今週は930円台に戻してきているが、それでもPBR(株価純資産倍率)は、わずか0.33倍。いくら業績不振とはいえ日本を代表する大手鉄鋼会社の株価があまりにも安い。倒産するようなことは考えられないので、さすがに長期的にみればこの歴史的な安値の株価は底値買いのターゲットとして考えてもいいと思う。
週足チャートでは今週MACDがゴールデンクロスしてきた。小型株ではないので短期的な値幅取りというような考えは通用しないが、まさに長期投資で取り組むべき株だと思う。
※日本製鉄(5401) 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。