トップページ > 株式投資コラム > 臨時コラム > 巣ごもりでヤマトHD

巣ごもりでヤマトHD2020.08.07

 新型コロナの感染者拡大に日本中が恐れを感じており、自治体によっては独自に緊急事態を宣言するところも出てきた。このためまた巣ごもりムードが広がってきており、株式市場でも関連株が注目されているが、外出せずに暮らしたり仕事をするとなれば宅配サービスに頼ることになる。このため個人向けの宅配に強い丸和運輸機関(9090)や佐川急便のSGHD(9143)の株価の値上がりが目立っている。

 宅配と言えばやはり宅急便のヤマトHD(9064)を抜きにすることは出来ない。4-6月の宅急便の総数は4億9100万個で17.1%も増えた。先日発表された4-6月決算では営業利益が前年同期の61億円の赤字から99億5300万円の黒字に転換して業績向上も確認された。

 株価は月足チャートで7月末に3ヵ月線と24ヵ月線がゴールデンクロスしたが、前回は2018年1月末に2,812円でゴールデンクロス。そこから2018年9月の高値3,559円まで26.5%値上がりしていった。その時以来2年7ヵ月ぶりにまたゴールデンクロスしてきたので、今後の動きが注目される。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

レポート会員レポート会員

全体的な相場観から、個別銘柄の推奨、アフターフォロー、テクニカル的な変化を見せた銘柄の分析、株式市場に影響する多岐に渡るニュースを早見独自の視点で解説します。
週に一回発行するレポートをお届けいたします。

☓ バナーを閉じる

有料情報「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」 お電話または、インターネットで早見独自の株式投資情報が手に入る有料サービス

電話有料情報(情報料300円)インターネット有料情報(情報料300円)はこちら