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バイオ株人気復活期待2013.07.26

厚生労働省の科学技術部会が7月12日にiPS細胞で目の難病を治療する臨床研究の実施を了承した。世界初の再生医療がいよいよ早ければ来年夏に始まることになる。

また、政府はiPS細胞を使った再生医療や新薬開発の実用化に向けて安全基準を統一し、開発期間を従来より3分の1短縮して最短2年とする方針を固めた。安倍政権は、成長戦略の中で再生医療などバイオを有力な目玉の1つに掲げており、経済産業省でも再生医療の国内市場を2012年の260億円から、2050年には3兆8000億円に拡大するという予測をだしている。

参議院選挙の前に民主党の妨害により、再生医療安全性確保法案の国会での成立は見送られたが、選挙後改めて国会に提出され、いよいよ成立の運びとなるだろう。

「国策に売りなし」という相場格言に沿って、最も夢のあるバイオ株の人気はそう簡単には消えてしまうものではなく、折りにふれてクローズアップされてくるはずだ。ここ直近でタカラバイオなどいくつかのバイオ株に動きが出始めており、今後の動きが注目される。リプロセルの公開による他のバイオ株への人気波及は見られなかったものの、今後の動きが出てくる可能性はある。今回はその先導役としてタカラバイオに注目したい。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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