気象庁によると今年夏からラニーニャ現象が発生しており、冬まで続きそうだ。ラニーニャは太平洋の真ん中から南米にかけての海水温が低い状態になり、世界的な異常気象をもたらすとされている。
実際先頃中国では三峡ダムが崩壊するのではないかと心配されるほどの異常な豪雨・洪水が発生した。
これが穀物相場の押し上げ要因として意識されている。東証に上場している穀物ETF(1688)小麦ETF(1695)、とうもろこしETF(1696)などは長年の大きな下げ相場の後で、今年7~8月に底打ちして値上がりしてきている。今後の動きが注目される。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。