直近でマザーズ指数が10月14日の最高値1,368から10月27日の安値1,161まであっという間に15%以上の下落となった。この結果マザーズ指数の10月の月足チャートは極めて長い上ヒゲの陰線になってしまった。
このまま確定すると2013年5月に1,083で天井を打って、極めて長い上ヒゲになった時以来7年5ヵ月ぶりの形になる。前回はその5月末の終値が886だったが、そこから翌6月の安値660までさらに25.5%の下落率という暴落状態になってしまった。しかもザラ場ベースの今月の高値は1,368で、2018年1月のアベノミクス相場の高値1,367を1ポイントしか抜いていない「一文新値」でのダブル天井の形なので非常に悪い。これを修復するのは容易ではなさそうだ。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。