中国の上海総合指数は、7月と8月に3,450ポイント台で高値をつけて上値抵抗ラインを作っていた。しかし週足チャートでは先々週パラボリックが陽転したのに続いて、今週はMACDもゴールデンクロスが接近している。
すでに昨年4月の高値3,288を抜いてチャート的には新たな局面に入ったことを確認してからの調整場面であった。今月は月足チャートも安値から陽線包み足で立ち上がっており、調整完了からの上昇局面入りが感じられる。
中国経済の回復は広く伝えられており、株価だけでなく海運市況や銅相場などにもそれが表れている。株式市場では中国関連株に幅広く目を向ける必要がある。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。