早見は12月のセミナーで、「2021年は金属にスポットライトが当たる金属の年になる」と話した。年明けから早速金、銀、プラチナ、銅など金属相場が一段高になっており、産業のコメと言われる銅相場は8年ぶりの高値を更新した。
東証に上場している銀ETF(1542)も月足チャートでは12月に急上昇して、月末終値としては昨年8月末の8870円を4ヵ月ぶりに抜いて、ひと足先に月末終値ベースで新高値になっていた。銀は太陽光発電パネルに使われるので世界的な再生エネルギー拡大の流れに乗っているが、今年はこうした金属相場のさらなる値上がりが期待できる。株式市場でも非鉄金属株や金属リサイクル株に要注目だ。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。