早見は昨年1月から一貫してファーマフーズ(2929)を追いかけており、前号でも育毛剤ニューモをいよいよ中国で発売するという事をお伝えした。
それに関して3月31日に化学工業日報という専門紙が、「ファーマフーズ、通販売上1000億円へ、国内外で育毛剤拡販」という記事を配信した。それによると、ファーマフーズは通販事業の売上を2020年7月期の125億円から5年後をめどに1000億円に拡大させる。その原動力になるのが育毛剤ニューモを国内でさらに販売拡大させるだけでなく、中国など海外市場で売り出していくというものだ。現在この会社の今期の売上が全体で400億円規模の予想なので、通販だけで1000億円というのは大変なインパクトになる。特に前号で書いたように巨大市場の中国での販売は期待が大きい。
株価は3月23日の終値3,715円で10日線と25日線がゴールデンクロスしたが、昨年1月から始まったこの株の上昇相場では、このゴールデンクロスが実現した後は全て短期間で株価が大きく値上がりした事を前回指摘した。今週は3月23日の上場来高値3,745円を抜いて新高値になった。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。