4月5日の日経新聞夕刊で、「ふるさと納税が各地で最高」という記事が大きく掲載されていた。20年度のふるさと納税額が過去最高となる自治体が相次いでいるとのことだが、これはコロナ禍での巣ごもりで食品などの返礼品目的の寄付が増えているためだ。ふるさと納税サイトの最大手である「ふるさとチョイス」の調査では、前年より寄付額が増えた自治体は全体の74%に達している。
このふるさとチョイスを運営しているトラストバンクという会社は、東証1部のチェンジ(3962)の子会社であり、このふるさと納税事業が絶好調で親会社のチェンジの業績を押し上げている。チェンジの株価は昨年9月の最高値以降下げ続けていたが、週足チャートではMACDがゴールデンクロスして、新たな上昇局面に転じたとみられるので要注目だ。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。