菅総理はGW中の5月3日に選挙プランナーの三浦博史氏と約30分間、その直後に入れ替わりで自民党の山口選対委員長と約30分それぞれ会談した。選挙に絡む人物とコロナ禍と東京五輪に絡めて解散・総選挙をやるとすればいつか、選挙情勢はどうか、などに関しての意見を聞いたようだが、三浦氏は「解散するなら秋が適当だ」と伝えたとのことだ。
代表的な選挙関連株である東証2部のイムラ封筒(3955)の株価は着実に値を切り上げるトレンドになっており、月足チャートでは昨年9月の上ヒゲを4月相場でクリアしたので、選挙関連株としてマークはしなければならないが、いずれにしても今年は9月末で任期が切れる自民党総裁選と、解散しなくても任期満了での総選挙が秋にある。しかし東京五輪の開催の有無によっては大きく政治が動く可能性がある。引き続き永田町には目を光らせておこう。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。