塩野義製薬(4507)が8月25日付の日経新聞で、軽症のコロナ患者を対象にした在宅治療に対応した飲み薬を、2022年3月末までに国内外で1000万人分の生産体制を整える方針を明らかにした。コロナ患者は圧倒的に軽症者が多いので、これが実用化できれば医療体制のひっ迫を防ぎ,人々がインフルエンザと同じように対処する安心感にもつながる。
株価は今週25日に7,230円まで値上がりして、月足チャートでは昨年1月高値の7,133円と6月高値の7,183円という7,100円台の強力な上値の壁を突破した。これでチャート的にはブレイクアウトの形になってきたが、2018年11月の最高値7,796円も抜いて大ブレイクアウト相場に発展していくか大いに注目される。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。