横浜家系のラーメン「町田商店」を展開する東証1部のギフトが、先日7月までの9ヵ月決算を発表した。それによると営業利益は6億6000万円で、前年同期比2.16倍の大幅増益で着地した。21年10月期通期の営業利益予想は9億3000万円、前期比2倍増となっている。配当は前期の10円から今期は15円に増配(中間配当が無いので、通期一括配当)。
ラーメン業界もコロナの影響を受けたものの、客の店内滞在時間が短いので、酒類の提供の制限による休業に追い込まれるようなことはほとんどなく、安定的に営業を続けることが出来た。
株価を見ると9月22日に3,140円まで値上がりして、2019年8月の上場来高値3,025円を抜いた。これで月足チャートでは2019年8月の極めて長い上ヒゲをクリアして、上ヒゲ全否定の強い形での青空相場突入となったので要注目だ。いちよし証券では目標株価3,700円を打ち出している。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。