中国関連株の代表格である安川電機が8日に決算発表を行った。今期22年2月期の営業利益は従来予想の540億円から580億円に上方修正されたが、市場予想の590億円を下回った。会見で社長は9月以降受注は絶好調に近い状態としている。
ただ、月足チャートを見ると2018年の高値6120円、今年1月高値6070円、2月高値6,080円、9月高値6,140円というように6,070~6,140円で強力な上値抵抗ラインが作られている。しかも今年は1月、2月、9月と全て月足は極めて長い上ヒゲを引いており、この壁がいかに強力なものであるかを示している。
日足チャートは9月の最高値の後は実に13本連続陰線という、これもまた異例の長い連続陰線記録で下げており、今週もさらに一段とズル下げになっているので崩壊した形だ。早見の推奨銘柄ではないが、しがみつく株とは言えない。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。