このところ経済の落ち込みが問題になっていた中国だが、株価は戻してきている。上海総合指数を見ると11月10日の安値3,448から今週は9日の高値3,688まで上昇して、10月26日の戻り高値3,625を抜いて、終値としては9月13日以来の高値になってきた。今週は週足チャートではMACDがゴールデンクロスしてきている。今年は2月の3,731と9月の3,723の高値でダブル天井のような形になっているが、これは日経平均の2月と9月のダブル天井と一致している。
中国株の復活が目立ってくると、日経平均にも良いインパクトを与えることが期待されるが、個別株でも中国関連株に注目度が高まってくるとみられる。実際今週は安川電機(6506)が非常に強い動きで、12月8日まで7日連騰で、日足チャートは6日連続陽線でグングン値上がりして、9月27日以来の高値になってきた。上海総合指数が9月23日以来の高値になっているのと歩調を合わせている。中国関連株の動きは目が離せない。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。