早見はセミナーなどで「利食いであれ損切りであれ、売るべき時にはスパッと売らなければならない」と昔から言い続けている。チャートはレーザーテックの日足チャートだが、1月4日に3万6090円の上場来高値をつけた。その日に早見の有料情報で3万4300円台で利食い売りを指示して売り抜けていただいた。
そこから2月7日の安値2万1755円まで大きく下げており、半導体不足の材料にこだわっていた投資家は売り損なって大損害を被った形だ。これなどは典型的な例だが、このようにいかに好材料があっても業績が良くても割安でも下がる時には大きく下がるのが相場というものだ。チャートが壊れてきたような時はスパッと売りに回って手を引くことを覚えよう。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。