米株のNYダウとSP500指数の月足チャートは、1月に史上最高値で陰線つつみ足になり、天井打ちの形を示した。米株の実勢を示すSP500指数は、1月4日の史上最高値4818から1月24日の安値4222まで下げて月足チャートは下ヒゲも引いた。
ところが2月相場ではこの下ヒゲの中でまた陰線で下げてきており、1月の下ヒゲを帳消しにしている。これはNYダウやナスダック指数も同じで、下ヒゲ全否定の悪い形になったので、1月相場での天井打ちを解消できずに、さらに一段安の方向を示唆している。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。