上海総合指数の週足チャートを見ると、昨年12月の高値3,708からどんどん下げていたが、4月下旬に2,863で最安値をつけて、週足チャートは極めて長い下ヒゲを引いた。コロナ対策で上海で大規模なロックダウンが行われていたが、6月1日で解除されて、ようやく中国経済の回復への期待も高まりそうな気配だ。
上海総合指数も4月の最安値以降は一貫して着実に上昇してきており、今週は日足の一目均衡表で遅行線と日々線がゴールデンクロスしてきた。週足のMACDもゴールデンクロス寸前になっており、基調の変化を感じさせる。日本株でも中国関連の動きが注目されるが、週刊レポートで買い推奨した工作機械株の牧野フライス(6135)が今週新高値になってきた。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。