政府が今冬に9基の原発を稼働させるのに加えて、来年夏以降さらに7基の再稼動を目指す方針であることが分かり、その7基の中に柏崎刈羽原発が含まれていることから、今週水曜日からにわかに思惑が高まってきた。従来はただの期待だけの思惑に過ぎなかったものが、今回は政府が具体的に再稼働の対象として取り上げたので、思惑から現実買いへと昇格しそうだ。
今週は週足チャートで13週線を突破してきたが、この株は13週線を突破してくると毎回一段高になっていく習性がある。前回6月から7月にかけての上昇局面もそうだった。今回は思惑から現実へということで7月の高値を抜きに行ってもおかしくないとみる。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。