半導体製造装置関連株の代表である東京エレクトロンの株価が今週は3万4,550円まで下げて2020年11月以来の安値に落ち込んだ。9月10日の東京セミナー終了後に出席者からこの株について質問されたので、「売る方がいい」と答えておいたが、その時に株価は4万3700円だったので、そこからでもさらに21%も下げている。今年1月の大天井6万9170円からみると実に5割も下げて半値になってしまった。
いつもセミナーなどで口を酸っぱくして注意していることだが、「売るべき時には未練を残さずにスパッと売らなければならない。特に損切りがきちんと出来ない投資家は前に進むことが出来ないので、よくよく肝に銘じる必要がある。信用取引で買っている場合は、追証が掛かる状況になったら必ず手じまいすることを徹底しよう。追証を払って持っていれば何とかなるだろうという甘い考えは持たないこと。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。