前回このコーナーで、東証に上場しているJ-REITがついに大底を打ったという見方を書いておいた。東証に上場しているREIT指数連動型ETF(1343)は、2021年7月の高値2,360円からずっと下げ続けていたが、先週13日に1789円50銭の最安値をつけて急反転、今週は1971円50銭まで急上昇した。
この結果3月の月足チャートは最安値で陽線包み足の形になった。前回この形が出現したのは2017年11月に1,705円で底打ちした時で、前回はそこから2019年11月の高値2,425円まで42%値上がりしたので、今回もJ-REITはNISAを活用しての投資を考えていくべきだと考える。世界最大の資産運用会社ブラックロックも、このところJ-REITを逆張りで積極的に買っていることが大量保有報告書で明らかになっている。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。