米株では今週ナスダック指数が史上最高値を更新したが、日本株の方はグロース市場が下げ止まらず、グロース250指数は5月30日に594ポイントまで下落して今年の最安値を更新した。これで2020年4月以来4年1ヵ月ぶりの安値に落ち込んでしまい、底なしの泥沼状態に陥っている。早見はとっくの昔にグロース市場からは手を引いていたので、この悲惨な下げを回避した。
グロース250指数の逆張り指標を見ると、週足チャートのRSIは前週末5月24日に8まで下がっていたが、10を下回ってきたのは前回昨年8月に708ポイントで底打ちした週にゼロまで低下した場面以来だ。前回はそこから9月の戻り高値771まで反発していった。その前は2022年1月に8.3まで低下して、その週の安値719から翌週808まで急反発した。したがって値ごろ感が出てもおかしくはない。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。