日銀による利上げ期待を背景に株価が上昇していた銀行株だが、今週は波乱の動きになった。東証銀行株指数の日足チャートを見ると、6月4日の最高値351.97で陰線包み足の形になり、その翌日332.69まで急反落した。5月の東京セミナーで推奨銘柄とは別に注目株に取り上げた三井住友FG(8354)も、同じく4日に1万580円の最高値をつけて、日足チャートは最高値での陰線包み足になった。三菱UFJFG(8306)、みずほFG(8411)、りそなHD(8308)も同じで、大手銀行4銘柄が揃って最高値での陰線包み足になった。
早見の有料情報では東証銀行株指数と大手銀行株4銘柄が揃って最高値を付けたその日に、ふくおかFG(8354)の利食い売りを有料情報で指示して銀行株から手を引いた。復活してくるか様子見。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。