ドイツ株の指標であるDAX指数の下げが目立ってきた。週足チャートを見ると6月以降2万4400台から2万4600台で強力な上値の壁を作っていた。今週は金利の上昇を受けて欧州の株価が急落。DAX指数も2万3505まで急落して、8月1日以来の安値に落ち込んだ。
この結果6月の安値と8月の安値を結んだ右上がりのサポートラインを割り込んだので、ドイツ株はピークアウトした形になってきている。今週は2週線と13週線も再びデッドクロスしている。世界的な金利上昇で不穏な株価の先行指標になるかどうか要注意だ。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋ものになります。