損切りの大切さ2013.12.20

このところ、会員の方々あるいはセミナーの場などで、「お陰さまで利益が積み上がるようになってきた」という嬉しい声を頂くことが多くなっている。

もちろん、早見の推奨銘柄がパーフェクトではなく、見込み違いで損切りを指示する例もあるわけだが、なぜ利益を積み上げるようになってきたかといえば、ロスカットルールが浸透してきているからだ。

多くの投資家は、様々な材料によって株を買うわけだが、どうしても材料やテーマにこだわってしまい、あるいは惚れこんでしまう場合が多い。株価は変動していくので、どのように魅力的なテーマや材料があっても株価は大きく値下がりする場面がある。そうなるとその株にこだわってしまう投資家は売るに売れなくなってしまう。「これだけ大きなテーマや材料だから、持っていれば何とかなる」と考えがちだ。まして信用買いで目一杯買いこんでいる場合には、損を出す勇気がなく、売るに売れず更にずるずると値下がりしてしまい、長期塩漬けにしてしまうことになる可能性が大きい。

ロスカットルールを守る投資家は、一定の損失で食い止められるため、長期塩漬けになることがない。そうすると、損失が少なくなっていき、新しいものへのチャンスも出てくるため、以前よりも損失額がだんだん少なくなっていき、利益が積み上がってくるわけだ。

株式投資は、上手く損切りができる投資家が生き残っていくので、早見も徹底してロスカットルールを守るように言い続けている。今後も是非そのことをしっかり頭に入れて、致命的な損失や、長期塩漬けとなることを防いでいこう。

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