かねてより株式市場で注目を集めてきたテーマの1つが国内でのカジノ解禁である。2020年の東京オリンピックを控えて、更に観光客を呼び込もうということから、東京をはじめ全国各地でカジノを含む統合型リゾート施設の建設が浮上している。
そのカギを握るカジノ法案がいよいよ18日から国会で審議に入り、今の通常国会では継続審議となり、次の秋の臨時国会で成立する可能性が大きいと見られる。政府の成長戦略の中にもカジノを含む統合型リゾートの整備を進めていくことが明記されており、安倍首相も先般シンガポールのカジノ施設を見学した際に、「成長戦略の目玉になりそうだ」と前向きなコメントをしていた。
公明党が慎重姿勢であったため、なかなか前に進まなかったが、いよいよ国内でのカジノ解禁に向けて現実味が増してきた。
早見も既に6月14日の大阪セミナーで日本金銭機械を注目株として取り上げておいた。今後の関連銘柄の動きに期待したい。日本金銭機械をはじめ、オーイズミ、グローリー、マミヤ・オーピー、セガサミー、平和、コナミなど関連銘柄が色々とラインアップされている。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。