前回の当コラムでも書いたように、週刊レポートは週1回の発行のため機動的な対応は難しいが、週刊レポート会員の方々にも相場の変化に対応し、機動的に売り買いをできるよう、気軽に利用できる電話やインターネットの有料情報サービスの活用を呼び掛けている。
前回は損切り手仕舞いのアドバイスについて、図書印刷を例に解説しておいたが、同じく9月11日のラジオ番組で取り上げたソフトバンクは11日の寄り付き8100円から19日には8760円まで値上がりして行った。ちょうどアリババの上場直前で値上がりしていった形となったが、アリババ上場でひとまず材料出尽くしとなる可能性が高かったため、メールやFAX会員向けの配信はもちろん、電話やインターネットの有料情報サービスでは17日に8550円のところで利食い売りを指示した。その後8760円まで一段高したので、高値の水準で利益確定を出来たと思う。予想通りアリババ上場で材料出尽くしで、9月20日には一時7950円まで急落してしまった。
このように見込み違いの損切り手仕舞いはもちろんだが、利食いについてもしっかりと出来るだけ良いタイミングで利益確定を心掛けていかなければならない。そのためにも機動的な対応が必要だが、週1回のレポート会員ではどうしてもそこまでの速やかな柔軟な対応は困難なので、是非こうした有料情報サービスを活用して頂き、利食いや手仕舞いを的確な対応を行うように心掛けて頂きたい。
有料情報サービスでは、会員向けの情報はもちろん、ラジオやセミナーで取り上げた注目株についても出来る限りフォローしている。それに加えて、刻々と入る様々なニュースや情報を織り交ぜながら多くの情報を配信しているので、是非活用して頂きたい。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。