前回の当コラムで原油相場について解説しておいたが、そもそも1月のセミナーで原油相場が50ドルを割ってきたことを受けて、逆張り的な捉え方をしていく必要があるということでお話し始めた。
2月のセミナーでもそのことに改めて触れてお話しておいたが、2月に入ってすぐメールやFAX会員、および電話やインターネット有料情報サービスでは、東証に上場している原油ダブル・ブルETN(2038)を買い推奨して、短期間で約1割の値上がりで利食って頂いた。
原油相場は結局昨年7月から今年1月まで月足は7本連続陰線で下げ止まり、8本目の2月は陽線となったが、これは2008年のリーマンショックでの大暴落で底打ちした時と全く同じ形だ。
原油ダブル・ブルETNも先週2週線と13週線がゴールデンクロスして、週足のMACDのゴールデンクロスに続き、強気シグナルとなったが、今週は更に5週線と13週線もゴールデンクロスした。
これらはいずれも昨年夏以降の暴落過程で初めてであり、弱気一色の中で原油相場が底打ちしたことを示唆している。一旦利食って頂いた原油ダブル・ブルETNに再び買いの目を向けるべき局面ではないかとみている。
今月のセミナーでもまた改めて原油について詳しくお話する予定なので、ぜひ参考にして頂きたい。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。