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突発的悪材料の時は2015.03.13

相場の世界では、読み通り買った株が値上がりして行くことばかりではなく、突発的な悪材料が突然表面化して、株価が崩れてしまうことがままある。

今週も、早見の推奨銘柄ではなかったが、12月に上場したばかりのgumi(グミ)が上場直後にも関わらず、突然大幅赤字を発表したため、株価が一気に2600円台から1400円台まで大暴落してしまった。上場来安値更新で株主は大きく期待を裏切られたわけだが、私の推奨銘柄でもラオックスが突然大規模な増資を発表して、大量の売り注文に押されて株価は一気に大幅安になってしまった。どのタイミングで発表されるか全く想定できないので、このような突発的な悪材料は避けることができない。

このような時には自分の買い値から2割値下がりしたところで手仕舞い売りを行うという最悪の場合のロスカットルールに従って対処するよう、会員の方々には日頃から注意申し上げている。

会員以外の方々にもセミナーの場などで、ロスカットルールの重要性についてはお話しているが、悪材料の内容によっては取り返しのつかない大暴落で致命的な大損になる可能性もあるので、「持続していれば何とかなるだろう」というような甘い思い込みは捨てて、まずは各自ロスカットルールに沿って処置した上で、様子を見るべきだ。

ラオックスについても、ロスカットルールに当てはめて、FAXやメール会員には自動的に手仕舞い売りを出したが、週刊レポートの場合にはどうしても時間差が大きいので、各自の買い値に照らし合わせて、速やかに処置するようにして頂きたい。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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