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突発的な悪材料について2015.04.24

決算発表シーズンに入り、突然の業績下方修正で株価が急落するケースが相次いでいる。また、ファイナンスの発表も投資家にとってはショックであり、下げ波乱に結び付く。

このような突発的な悪材料は交通事故にあうようなもので、諦めて速やかに対処するしかない。いくらこちらが注意し安全運転していても、酔っ払い運転やわき見運転、暴走車等が向こうから突っ込んでくれば、防ぎようがないのと同じで、会社四季報や証券会社のアナリストレポート等公開されている情報をもとに買い推奨している立場からすれば、そうしたコンセンサスが全く裏切られてしまう突然の悪材料発表はいくらプロでも防ぎようがない。

当社は法令順守の立場からインサイダー情報には絶対に関与しないようにしているので、公開されている情報に基づいての銘柄選定を行っている。したがって、事前に誰も予測できない悪材料の発表は、残念だが諦めて速やかに対処するしかない。

先週末(4/18)の大阪セミナーでもフリークアウトを注目株として取り上げて、週明け月曜日好調に値上がりしたが、月曜日の引け後、従来の見通しとは全く異なる大幅下方修正を発表して株価はパニック売りが殺到し、大商いで一気に崩れた。これも先週金曜日までの株価の動きをみれば、事前に下方修正の情報が流れていなかったことは歴然としており、そのようなものを回避するのは不可能と言える。

どんなに注意していてもそうした悪材料に引っ掛かり、株価急落に見舞われることは投資の世界では常につきまとっているので、それをゼロにすることが出来ない以上、速やか且つ冷静な対応で処置するしかない。

そのためにロスカットルールもあり、また、日々の電話有料情報サービスインターネット有料情報サービス、FAXやメール会員向けの情報配信では小まめに対応するようにしているので、そうしたものを活用して処置するようにして頂きたい。

特に週刊レポートは突発的な変化には速やかに対応できないので、早見の有料情報サービスを活用して頂くか、会員の方は推奨銘柄については早見への質問を受け付けているので、当社に電話して対処するようにして頂きたい。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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