早見は1月から原油相場に逆張りのスタンスで前向きに取り組んできたが、いよいよ大底打ちがハッキリとした。4月のセミナーでは東証に上場している原油のETNやETF、石油資源開発に強い石油株に加えて、東証に上場しているロシアのRTS指数連動型ETFにも注目して研究すべきだとお話しておいた。
ロシア経済は石油に依存しているので、今回も昨年末から年末にかけて、原油相場の暴落に連動してロシアの株価も大きく値下がりした。しかし、原油相場底打ちとなれば、見直されてくるのが自然な姿と言える。
このRTS指数連動型ETFは12月に73円で底打ちして、今月121円まで値上がりしてきたが、リーマンショックの大底打ちの時も原油相場の反転上昇に連動して大きく値上がりして行った。
今回も引続き前向きに研究すべきだと思う。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。