今回の当コラムの相場観でも解説したが、8月からの日経平均の大崩れは、遂に24ヵ月線を割り込むところまで来てしまった。
2007年に天井を打った時も7月8月と2ヵ月連続で大きく下げて、24ヵ月線を割り込んだ。そこから9月、10月は反発局面だったが、もはや高値を抜くことはできずに再び崩れて行き、リーマンショックの大暴落へと発展して行った。今回同じ形になっており、10月相場は反発を想定しているが、それが戻り売りの形になってしまう可能性は十分にある。
やはり、8月に月足の新値三本足が陰転してしまったことが不吉なシグナルだったが、5ヵ
月線が下向き、24ヵ月線も割り込んできて、ますます悪い形になっている。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。