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日経平均の月足一目均衡表で大きな変化2017.05.12

ゴールデンウィーク前の前回の当コラムで、朝鮮半島情勢は緊張感が薄れ、フランスの大統領選挙もメインシナリオ通りの展開という事で、リスクオンの流れが復活してきた事をお伝えしておきました。

東証一部から新興市場に至るまでゴールデンウィークを挟んで5月相場にも値上がりの流れが引き継がれるだろうと書いておきましたが、予想通りの展開です。

とはいえ実際は予想以上の強さとも言えます。日経平均はフランスの大統領選挙の最終結果が出たところから更に大きく上昇していき、1万9900円台を回復しました。2015年12月以来の水準で、これで2015年6月に付けたアベノミクス相場での最高値である2万952円からの下げ幅の84%を戻しました。

3月下旬から4月上旬にかけては外国人投資家の日本株売りで大きく値崩れを起こしましたが、今度は一転して外国人による日本株買いが復活し、あれよあれよという間にここまで上昇しています。

まさにV字型の展開ですが、日本だけでなく米国市場ではS&P500指数とナスダック指数が過去最高値を更新、欧州でもドイツが過去最高値を更新するなど世界同時株高のトレンドになっています。

4月22日の東京セミナーで取り上げた推奨銘柄5銘柄も既にアドテックプラズマ(6668)、薬王堂(3385)が新高値になり、ブイ・テクノロジー(7717)も推奨値を上回り、上値を取りに来ています。

これだけ強さが復活してきたわけですから、ここは引き続き素直に流れに乗っていくべきだと考えます。日経平均は予想以上の強さで、アベノミクス相場の最高値2万952円が視野に入ってきました。

それを示唆するかのように、今月は日経平均の月足一目均衡表で転換線と基準線がゴールデンクロスしてきました。前回はアベノミクス相場がスタートした2013年1月にゴールデンクロスしたので大きな変化です。

※こちらのコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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