アメリカの株式市場で警戒シグナルが点灯していたものの、結局下げ波乱になったのはナスダック指数だけで、NYダウやS&P500指数は過去最高値を更新しました。
日本株も日経平均は今月調整局面になっていましたが、今週は安倍内閣の支持率が急落したにもかかわらず、逆に株価は急上昇して日経平均も今年の最高値を更新しました。既にマザーズ指数は連日の新高値になっていましたし、ジャスダック平均も今週は新高値になりました。
東証の規模別株価指数も大型株が1年半ぶりの高値、中型株が1年10ヵ月ぶりの高値に対して、小型株指数は26年ぶりの高値になっていましたが、週末は新興市場が久しぶりに大きな下げ波乱になりました。
早見のFAX会員とEメール会員向け配信、及び有料情報ではこのところ小型株ではマザーズのアカツキ(3932)、ジャスダックのブロッコリー(2706)、そして東証一部のKLab(クラブ)(3656)のゲーム株3銘柄に特に力を入れて取り組んできました。いずれも新高値となっており、推奨時点から十分に大きく値幅を取って利食っていただきました。
KLab(クラブ)(3656)はFAX会員とEメール会員向け配信、及び有料情報で、5月22日に1320円台で買い推奨して、6月13日に1620円台で利食い売りを指示しました。その翌日14日に1398円まで急落したので、押し目買いのチャンスと見て15日に1580円台で改めて買い推奨しましたが、19日には1939円まで値上がりして、今年の最高値を更新しました。
週刊レポートは週一回の発行でタイムラグもあるのでなかなかこまめに対応することが出来ませんが、FAX会員(一日3回)、Eメール会員(一日6回)、そして有料情報
は臨時の更新も含めると一日に最大で9回提供しており、機動的に売買指示を出す投資作戦を行なっています。
遅ればせながら日経平均も新高値になってきましたが、安倍内閣の支持率が急降下している中で、7月2日の東京都議会議員選挙を迎えます。政治の面からは注意が必要と言える状況です。
※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。