もうはまだなり2017.10.20

総選挙で自民党が勝利するという見通しを受けて、安心感から株高が続いています。NYダウは史上初の2万3000ドル台に乗せてきました。

日経平均も2万1400円を回復して、アベノミクス相場での最高値を更新しています。57年ぶりの14連騰になりました。私は10月12日のラジオ番組で、まず目先の第一のチャート的な目安は6月高値から9月安値までの下げ幅の倍返しである2万1400円のレベルだとお話ししましたが、それを達成しました。

元々昨年12月に発売した「九星気学と干支からみた大予測」の中で、今年日経平均は上に放れた場合は2015年6月のアベノミクス相場の最高値2万952円を抜くという見通しを明記しておきました。その予測がズバリ的中したわけです。

更にかねてからセミナーやラジオ番組などで、今年は前半よりも後半の方が相場のボラティリティが大きくなると言い続けてきました。日経平均は3月高値から4月安値までの下落率が7・4%、4月安値から6月高値までの上昇率が11・5%、6月高値から9月安値までの下落率が5・3%でした。

これに対して直近9月安値から今週の2万1503円までで11・8%値上がりしています。総選挙の結果が出た後、年末にかけて更に一段高になっていくのではないかと期待して見ています。

日経平均の週足チャートは9月の底打ち以降今週まで陽線5本、陰線1本で推移しています。4月の安値から4本連続陽線の後、1本陰線を入れてまた陽線に転じていき、6月の高値まで更に上昇しました。昨年10月も途中で1本陰線を入れて、更に今年1月の高値まで一段高になっていった局面がありました。このように途中で1本だけ陰線を入れて更に陽線を積み重ねていくのは先高期待を持つにふさわしいパターンと言えます。

ここは引き続き総選挙で自民党が予想外の敗北でもしない限り、年末にかけての株高の方向性を想定して対処すべきだと思います。大型株から小型株に至るまで幅広く目配せをして投資作戦を進めており、推奨銘柄から新高値も相次いでいます。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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